社会福祉士 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
1-3 人体の構造と機能及び疾病
1.2001年、世界保健機関(WHO)は、国際障害分類(ICIDH)を改訂し、「生活機能」というプラス面に着目した国際生活機能分類(ICF)として採択した。
2.国際生活機能分類(ICF)で定義されている生活機能とは、心身機能・身体構造、活動、参加の3つの階層(レベル)がある。これらに何らかの問題が生じた状態を、それぞれ機能障害、活動制限、参加制約とし、総称して「障害」と呼ぶ。
3.国際生活機能分類(ICF)で定義されている活動とは、生きていくうえでのさまざまな生活行為をいい、日常生活動作や人との交流、趣味などを個人が遂行していくことである。
4.国際生活機能分類(ICF)で定義されている参加制約とは、個人が何らかの生活・人生場面にかかわるときに経験する難しさのことである。
5.国際生活機能分類(ICF)における背景因子は、個人の人生と生活に関する背景全体を表すもので、環境因子と個人因子の2つの構成要素からなる。
6.WHO憲章による健康の定義は、「健康とは、完全な肉体的、精神的および社会的福祉(ウェルビーイング)の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」とされている。
7.ヘルスプロモーションは、WHO(世界保健機関)が1986年のオタワ憲章で提唱し、21世紀の健康戦略で「人々が自らの健康をコントロールし改善できるようにするプロセス」と定義された。
8.視覚障害とは、可能な限り眼科的治療を施し、眼鏡などで矯正してもなお、長期にわたり一定以上の視機能の低下がある場合をいう。網膜から視覚中枢までの伝達路のどこかに病変がある場合や、損傷を受けた場合に生じる。
9.聴覚障害のうち、ある程度、音声の識別ができる状態を難聴、ほとんど聴力のない状態を聾という。難聴は、聴覚経路のどの場所に障害を受けているかにより、伝音難聴と感音難聴に分類され、音声の聞こえ方の障害が異なる。
10.伝音難聴の場合は、小さな音だけが聞き取りにくくなるので、補聴器などにより改善が期待できる。感音難聴では、大きな音が耳に響きすぎたり、 ゆがんで聞こえたりするため、補聴器の適合が困難である。
11.遂行機能障害は高次脳機能障害のひとつで、言語・記憶・行為などの高次脳機能が保たれているにもかかわらず これらを有効に活用できない障害である。
12.脳損傷に起因する肢体不自由では、知的障害、感覚・知覚障害、言語障害などの随伴障害を引き起こす例が多い傾向がある。
13.内部障害とは、心臓機能障害、 じん臓機能障害、吸器機能障害、ぼうこうまたは直腸の機能障害、小腸機能障害、 ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害、肝臓機能障害の7つの障害をいう。
14.自閉スペクトラム症の人の多くは、知能の障害や言語の障害を併せもっている。
15.限局性学習症(学習障害、LD)とは、知的発達の遅れはみられないが、読む・書く・計算などの習得や使用に困難を示す状態をいう。注意欠如・多動症(注意欠陥多動性障害、ADHD)は、年齢に不釣り合いな不注意・多動性・衝動性を特徴とする障害であり、社会的活動や学業に支障をきたす。