社会福祉士 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格=重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し!
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
2-4 心理学理論と心理的支援
1.CMI(コーネル・メディカル・インデックス)は、精神的側面と身体的側面の両面にわたる自覚症状を測定する検査である。
2.ウェクスラー式知能検査は言語性検査と動作性検査で構成され、検査結果から知能指数を測定する。成人用、児童用、幼児用がある。年齢別の検査項目を配列している検査は、ビネー式知能検査である。
3.投影法は、図形などの描かれた曖昧で多義的な刺激を自由に見て、被験者がそれにどのような意味付けをするかを検査者が分析するもので、数値的な診断は不可能で、検査者により判断が異なる場合がある。
4.ロールシャッハ・テストは人格検査(性格検査)の一種で、インクの染みによってできた、左右対称のテスト図版を10枚見せて、何に見えるかを想像してもらい、その内容から心理状態や性格傾向を判定する方法である。特に対象年齢は限定していない。
5.TAT(主題統覚検査、絵画統覚検査)は、31枚の図版から、被験者の年齢と性別により選択された20枚で構成される。被験者には、それぞれの図版について過去、現在、未来にわたる物語を自由に語ってもらう。提示された絵を見て作った物語の内容から、隠された欲求やコンプレックスの存在を明らかにする。
6.MMPl(ミネソタ多面人格目録)は、質問紙法による人格検査である。4種の妥当尺度と10種の臨床尺度、その他の尺度からなる、550の質問項目で構成される。
7.PFスタディ(絵画欲求不満テスト)は、欲求不満が喚起される場面を描いた絵に対する反応から、性格傾向を把握する検査である。
8.認知的アプローチは、ベックやエリスらによる認知療法に代表される。認知の過程において生じた歪みに焦点を当て、それを修正していくものである。
9.認知療法により、うつ病による自己に対する否定的な認知を肯定的に変化させ、気分の変化を促すことが期待できる。
10.行動療法は、学習理論に基づく反復練習・訓練による再学習を行い、目的とする行動の獲得を目指す。
11.不安や恐怖が生じる状況を回避するのではなく、直面させ続ける技法をエクスポージャー(曝露法)といい、行動療法の技法のひとつである。
12.自律訓練法では、受動的注意集中状態下で、四肢の重感、四肢の温感、心臓調整、呼吸調整、腹部温感、額部涼感を順に得ることで、心身の状態は緊張から弛緩へ切り替えられる。系統的脱感作法は、不安やストレスを感じる場面を刺激の少ないレベルから想像し、その刺激にリラックスできるように訓練し、刺激を段階的に強めていくものである。
13.行動療法のシェーピングは、学習理論を応用し、目標となる行動をいくつかのステップに分けて段階的に達成していく技法である。
14.SST(社会生活技能訓練)は、リバーマンらによって開発された認知行動療法に基づいた技法である。
15.SST(社会生活技能訓練)は、認知的技法と行動療法を通じて、対人関係を改善する対処法であり、ロールプレイングなどを通して学習した行動を日常生活で般化(普通に使える状態)することを重視している。