社会福祉士 重要事項を短文で暗記しましょう。
短文で覚えると試験の解答が簡単に出来るようになります。
一発合格＝重要事項短文丸暗記
暗記より3回繰り返し！
無理して覚えるのはナンセンスです。
3回繰り返して聞くと頭に自然に残ります。
3-1 社会理論と社会システム
1．リースマンは、社会的性格を、伝統指向型、内部指向型、他人指向型に分類した。「孤独な群衆」は、他人指向型を示している。
2．社会指標は、経済指標以外に非貨幣的指標も用いて、社会や国民生活の諸側面の状態を包括的に測定する統計指標である。客観的評価だけではなく、主観的評価も数量化されている。
3．幸福度指標とは、OECD(経済協力開発機構)が開発した、幸福の度合いを測定する指標である。社会の福祉水準を測定する社会指標である。
4．ジニ係数とは、所得や資産の不平等あるいは格差をはかるための尺度である。なお、ジニ係数は0から1の間で示され、数値が大きいほどより不平等であることを示す。
5．ケインズは完全雇用や景気安定のための国家の積極的な市場介入を論じ、ベヴァリッジはそれに加え、社会保障制度の充実が福祉国家完成の要件とした。
6．個人間または集団において生じる、贈り物などに対する「返礼」の相互行為を互酬性という。互酬性には儀礼的な要素もあり、返礼は等価物に限られない。
7．パーソンズは、自然状態ではあり得ない社会秩序がなぜ可能となるのかという原理的な問いをホッブズ問題として示し、その答えとして、社会システムによる価値や規範の埋め込みを論じた。
8．19世紀にフランスで活躍したコントは、『実証哲学講義』を著し、人間精神は神学的段階、形而上学的段階、実証的(科学的)段階の三段階を経て進歩するという、三段階の法則を唱えた。
9．デュルケムは『社会分業論』の中で、近代の産業社会では、機械的連帯(比較的同質の人々が結合)から有機的連帯(異質な個人が分業によって結合)ヘと移行すると唱え、連帯の型の対置を行った。
10．デュルケムは、経済的繁栄によって人々の欲望が過度に肥大化し、どこまでいっても満足できないアノミーに陥り、それが焦燥感や幻滅などをもたらすと考えた。
11．スペンサーの社会進化論では、近代社会への移行を、強制による軍事型社会から自発性による産業型社会への進化であるととらえた。